タモキシフェンの副作用で心が限界…私が救われた「10分間の独り言ノート」の習慣
タモキシフェンを飲み始めてから、理由もなくイライラしたり、急に落ち込んだりして、「どうして自分はこんなに感情がコントロールできないんだろう」と自分を責めていませんか?
ホルモン療法の副作用は、ほてりや関節痛といった身体的なものだけでなく、心にも大きな波を連れてきます。私自身、元フィットネストレーナーとして体調管理には自信がありましたが、治療初期はコントロールできない自分の感情に戸惑う日々でした。
今回は、私がそんな治療初期の暗闇の中で、心のパンクを防ぐために行っていた「2つのノート」の習慣についてお話しします。
1. 使い分けることで守られる「2種類のノート」
私は、ノートを役割によって2つに完全に分けていました。
① 医師に見せるための「記録用エクセル」
主治医に体調の変化を正確に伝えるためのものです。いつ、どのような症状が出たのかを客観的に記録していました。
また体調が悪い時に、細かい文字を入力するのは大変ですよね。だから、私が作った記録表は、プルダウンやチェックボックスでポチポチ選ぶだけで完成するように工夫しました。

[sana’s Point] 特記事項には「料理をしていると吐き気を感じる」「夜中に目が覚めて眠れない」など、診察時にパッと思い出しにくい些細な変化をメモしていました。
② 自分の心を吐き出す「独り言ノート(ジャーナリング)」
こちらは誰にも見せない、自分のためだけの場所。中身は……今の私でも読み返せないほど、ドロドロとした本音が詰まっています。

2. 心を整える「10分間ジャーナリング」のルール
副作用によるイライラや不安が爆発しそうになった時、私はノートに「感情の殴り書き」をしていました。いわゆるジャーナリングですが、私は以下の4つのマイルールを決めていました。
- 制限時間は10分:長く書こうと思わず、タイマーをかけて集中して吐き出す。
- 誤字脱字は無視:文脈なんて気にせず、手の動くままに書き殴る。
- 「暴言」OK:誰にも見せないので、どんなに汚い言葉、身勝手な怒りもすべて許可する。
- 見返さなくてOK:書くことが「手放すこと」なので、後で読み返す必要はありません。
3. 今、振り返って思うこと
当時のノートには、「なんで私だけ」「もう嫌だ」といった言葉がページいっぱいに並んでいます。今でもページをめくる勇気が出ないほどの内容です。
でも、あの時、心の中に渦巻いていたドロドロとした感情を紙に叩きつけていなければ、私はきっと治療を継続できていなかったでしょう。
エクセルの備考欄には書けない「本当の叫び」を吐き出す場所があったからこそ、医師の前では冷静に「最近、喉の違和感があります」と自分の体調を伝えることができたのだと思います。
結び:綺麗に書かなくていい。あなたの感情を解放して。
もし、今あなたが副作用による感情の荒波に飲み込まれそうなら、ぜひ一冊のノート(または紙切れ一枚)を手にとってみてください。
綺麗に書かなくていいんです。 誰にも見せない場所で、あなたの感情をそのまま解放してあげてください。
それは、自分を責めるのをやめ、自分を守るための大切な第一歩になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も良い一日を。
