この記事は、私自身の乳がん治療・術後の経験に基づいて書いています。

乳がんの手術後、再発予防のために始まるホルモン療法。中でもタモキシフェンの服用は長期間にわたりますが、その副作用として「気分の落ち込み(抑うつ状態)」や「イライラ」に悩む方は少なくありません。

「再発防止のためには飲まなきゃいけない。でも、心がついていかない……」

そんな「タモキシフェン・ブルー」を感じているあなたへ。この記事では、私が実際に抑うつ状態を経験する中で見つけた、ハーブティーを使った日常の気分転換法をご紹介します。薬の副作用と上手に付き合い、自分自身を取り戻すためのヒントをお届けします。


1. なぜタモキシフェンで「抑うつ」が起こるのか?

タモキシフェンはエストロゲンの働きを抑えるため、体内のホルモンバランスが急激に変化します。

あなたの性格のせいではない「生理的な反応」

これは、いわば「強制的な更年期」のような状態。自律神経が乱れ、以下のようなメンタル面の不調が現れやすくなります。

  • 理由もなく涙が出る、悲しくなる
  • やる気が起きず、家事が手につかない
  • ちょっとしたことで激しいイライラを感じる

これらはあなたの性格のせいではなく、**ホルモンバランスの変化による「生理的な反応」**です。まずは「自分が弱いからではない」と認めてあげることが、心のケアの第一歩です。

【データで見る】ホルモン療法と心の変化

【データで見る】ホルモン療法と心の変化 国立がん研究センターや厚生労働省のの資料によると、治療に伴う更年期症状として**「気分の落ち込み」や「イライラ」などの精神症状を訴える方は少なくありません。**

  • ホルモンバランスの変化: タモキシフェンの影響でエストロゲンが低下すると、脳内の神経伝達物質に影響し、不安や抑うつを感じやすくなることが医学的に説明されています。
  • 大切な考え方: これらは「気持ちの問題」ではなく、治療に伴う**「身体的な変化の一つ」**として捉えることが推奨されています。

 出典:
国立がん研究センター がん情報サービス「心のケア/がんと心」
厚生労働省「女性の健康支援(更年期症状・ホルモン変化)」ページを参考に要約


2. 5分間の「患者休業」。ハーブティーがもたらす気分転換

【データで見る】ホルモン療法と心の変化

国立がん研究センターや厚生労働省の資料によると、治療に伴う更年期症状として 「気分の落ち込み」や「イライラ」などの精神症状を訴える方は少なくありません。

● ホルモンバランスの変化

タモキシフェンの影響でエストロゲンが低下すると、脳内の神経伝達物質に影響し、不安や抑うつを感じやすくなることが医学的に説明されています。

● 大切な考え方

これらは「気持ちの問題」ではなく、治療に伴う 「身体的な変化の一つ」 として捉えることが推奨されています。

出典:
国立がん研究センター がん情報サービス「心のケア/がんと心」
国立がん研究センター がん情報サービス「がんと民間療法(健康食品・サプリメント・食事療法を中心に)」

治療中は「病気と戦う自分」に意識が向きがちです。そこで私が提案したいのが、ハーブティーを淹れる5分間だけ**「患者を休業する」**という習慣です。

五感に働きかけ、副交感神経を味方につける

ハーブティーの香り(嗅覚)と温かさ(触覚)は、脳の自律神経を司る部分に直接働きかけ、緊張した交感神経を優位からリラックス状態へと導いてくれます。

自分を取り戻す「一人の女性」としての時間

私にとってハーブティーを飲んでいる間は、単なるリラックスタイムではありません。それは「患者」ではなく、「一人の女性」として自由に思考を巡らす大切なじかんでもありました。

そのときに浮かんだ言葉を整理するために私が続けているのが『10分間のノート術』です。

そうして少しずつ心が整うにつれ、「ピンクリボンアドバイザーの試験をうけてみよう」「ブログに挑戦してみよう」「noteで自分の体験を書いてみよう」と閉じこもっていた気持ちが自然と外へ向けられるようになったのです。

TWG社のカモミールティーのティーバッグ写真
私のお気に入りのカモミールティー

3.私のおすすめハーブティー3選

ハーブ名特徴・期待できる効果
レモンバーム「長寿のハーブ」と呼ばれ、不安や緊張を和らげ、心を穏やかにしてくれます。
ローズピンク優雅な香りが女性ホルモンの乱れによるイライラを鎮め、幸福感を高めます。
カモミールリンゴのような優しい香り。不眠気味の時や、夜にリラックスしたい時に最適です。

4.【重要】服用中の注意点:飲み合わせを確認しよう

ハーブティーは自然のものですが、薬との飲み合わせには注意が必要です。

⚠️ 避けるべき「セントジョーンズワート」

⚠️ 医療機関が注意喚起する「禁忌」のハーブ

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
多くの医療機関や厚生労働省が、タモキシフェン服用中の摂取に注意を促しています。

  • 理由: 肝臓の薬物代謝酵素を活性化させてしまい、タモキシフェンの血中濃度を下げ、薬の効果を弱めてしまう可能性があるためです。
  • アドバイス: 市販の「リラックス系サプリメント」や「ブレンドティー」には、この成分が含まれていることがあります。購入前に必ず裏面の成分表示を確認し、不安な場合は薬剤師に相談しましょう。

自己判断せず「専門家」に相談を

市販のブレンドティーに含まれていることもあるため、購入前には成分表示を確認しましょう。不安な場合は、薬剤師や主治医に「このハーブティーを飲んでも大丈夫か」を確認することが、何よりの安心感につながります。


5.「お気に入りのカップ」が心の境界線になる

ハーブティーを飲む時は、普段使いのコップではなく、一番お気に入りのカップを使ってください。

  • 視覚: 好きなデザインを眺める
  • 触覚: カップの温もりを感じる
  • 嗅覚: 立ち上る湯気の香りを楽しむ

この「五感を使う儀式」が、副作用のしんどさと、本来の自分を切り離す「境界線」になってくれます。

ティーポットとハーブティーが入ったカップの写真
お気に入りのティーポットで淹れたハーブティー

6.まとめ:完璧を目指さない「マラソン」の走り方

乳がんのホルモン治療は5年、10年と続く長い道のりです。

「毎日を明るく過ごさなきゃ」と無理をする必要はありません。

小さな「心地よさ」を積み重ねる

どん底の日は、ただお湯を沸かして、ハーブの香りを吸い込むだけで十分です。

小さな「美味しい」「落ち着く」を積み重ねて、この長いマラソンをあなたらしいペースで歩んでいきましょう。


結びに

この記事が、今まさに暗いトンネルの中にいる方の小さな光になれば幸いです。

あなたの「お守りハーブ」や、リラックスできる工夫があれば、ぜひコメント欄で教えてください。一人で抱え込まず、みんなで知恵をシェアして乗り越えていきましょう!

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

【ご案内】 当ブログでご紹介しているハーブやセルフケアの情報は、私自身の体験に基づくものですが、効果や経過には個人差があります。ハーブティーの飲用を含め、新しい習慣を取り入れる際は、必ず主治医や薬剤師にご相談ください。 詳細は、当ブログの[プライバシーポリシー免責事項]をご確認ください。

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